尿酸値を下げるために




尿酸値を下げるためには、食べ物やサプリ、運動などの方法があります。 尿酸値を下げる食べ物として効果的とされているものは、尿をアルカリ性へと傾ける食品です。 尿酸は、尿のバランスが中性からアルカリ性へと傾くことで溶けやすくなると言われています。

また、中性からアルカリ性へと傾くことで、尿酸を体外へと排出しやすくなる効果が期待できることから尿酸値を下げる働きがあります。 アルカリ性へと傾ける効果のある食品としては、わかめやひじき、昆布などの海藻類、ほうれん草やごぼう、人参などの野菜類などがあります。 毎日の食生活でどこかでとり入れるようにして継続して摂取するようにします。

あわせて、食事方法も見直します。日々の食生活である程度であれば、尿酸値をコントロールすることが可能です。 まず、アルコールは過度に摂取しないようにします。種類に関係なくアルコールは肝臓で尿酸合成を盛んにしてしまいます。 禁酒する必要はなくても、普段から摂取量を考えて飲むようにします。ビールは、含まれている麦芽の細胞分裂が盛んなため、プリン体が多く発生してしまいます。 アルコール以外の水分補給を心がけるようにします。水分を摂ることで、尿の量を多くすることができます。

尿とともに尿酸を排出してくれるため、毎日2リットルを目安に水分補給を目指します。肥満は、尿酸の生成を活発化させてしまうため、腹八分を目処にします。 尿酸にとって肥満は格好の餌となるため、毎日20分程度の軽いウォーキングやうっすらと汗をかく程度の運動を心がけるようにします。

ただし、激しい運動を行うと尿酸値が上昇してしまうため注意が必要です。 ダイエットを行うことも良いことですが、急激なダイエットを行うと身体に負担がかかるだけでなく、逆効果になる可能性もあります。 尿酸値を下げるためには、サプリを使った方法もあります。 ただし、サプリにばかり頼らずに、普段の食生活を改善しつつ、サプリを摂取するようにします。

尿酸値を下げる薬の効果・飲む際の注意点




痛風の原因物質が尿酸ですが、体内の尿酸を少なくさせる薬があります。このような薬には、 尿酸の生成を抑制するタイプと尿酸の排泄を促すタイプ、及び、尿酸を尿に溶けやすくさせるタイプの3種類あります。

最初の尿酸生成を抑制するタイプには、アロプリノール(製品ではザイロリックなど)とフェブキソスタット(製品ではフェブリック)が代表的な薬です。 尿酸はプリン体が分解されて生成されます。このタイプの薬は、プリン体が分解される時に必要な酵素の作用をじゃまする性質があります。 それ故、尿酸の生成が抑えられ尿酸値が下がるわけです。

次の尿酸の排泄を促進するタイプには、ベンズブロマロン(製品ではユリノームなど)とプロベネシド(製品ではベネシットなど)が代表的です。 こちらは、腎臓で尿がつくられるときに、尿酸が再び体内に吸収されるのを防いで、尿の中の尿酸を増やす作用をします。 3つ目のタイプには、ウラリットがあります。これは、尿中に尿酸を溶けやすくして結晶化を防ぎます。

一般に尿酸値を下げる薬は、痛風の発作には直接効き目がありません。服用することで、却って症状を悪化させたり、再発を早めたりする危険もあります。 そのため、これらの薬は、発作がおさまってから、最初は少ない量から服用しはじめます。 薬を飲み続けていますと、しだいに尿酸値が下がってきて、基準値(7mg/dL)以下になることもありますが、だからといって自分の判断で薬の服用を中止とたり量を変えたりしてはいけません。 これをしますと痛風の発作を再発させたり、腎臓を悪くすることもありますから、医師の指示をきちんと守るようにしましょう。

なお、2番目の尿酸の排泄を促すタイプの薬は、尿酸が固体化して起きる尿路結石になりやすいため、3番目の尿酸を尿に溶けやすくするタイプの薬を併用したり、水を多めに摂取する等が必要です。 これらの薬は一旦服用しはじめますと、かなり長い間飲み続けなければなりません。その間は、どんな場合でも医師の指示を守るのが肝要です。

尿酸値を下げるには水を飲むと良い?その他の飲み物は?




尿酸値は体内の尿酸が過剰になることで上昇して痛風になる恐れがありますが、尿酸値を下げるには水を飲むのが良いとされています。 その理由は何なのでしょうか。

実は、分解されることなく使い道のない尿酸は主に尿として体内から排出されることが多いとされています。 尿として排出される尿酸は7割にも及ぶので、たくさん水を飲んで排出することが望ましいのです。

では、痛風にならないために尿酸を排出させるように促すのには一日にどれくらいの水を飲むのが適しているのかというと、一日3リットルは摂取するのが理想といえます。 ただ、食事からも水分は摂取することが可能なので意識してコップなどで飲む量としては一日2リットルを目安に飲むのが良いとされています。

運動や暑さでたくさんを汗をかく場合には、さらに多くの水分量を摂取するのが良いでしょう。 体内の成分が不足すると尿酸値が上昇しますので、暑い日や運動をした後はもっとたくさん水分を補給するようにしましょう。

しかし、水だけたくさん飲むというのが苦手という人もいることかと思いますのでカロリーのない麦茶や緑茶、ウーロン茶でも効果的です。 中には利尿作用を促進するようなドクダミ茶などのお茶もあるので苦手でなければそういったお茶を飲んでいくのも良いでしょう。

ただし、利尿作用があるからといってビールを飲むのは逆効果です。 確かにビールを飲むと尿の量は増加しますが、アルコールは体内の水分を不足させてしまうので血液中の尿酸値が高くなり帰って痛風を招きやすくなります。 それでなくても、ビールはプリン体が非常に多い飲み物ですので痛風になりたくないのであればなるべく避けるのが良いでしょう。

その他に、スポーツドリンクやジュースなどの糖分が入っているものも肥満や尿酸値の上昇につながるので控えた方が良いといえます。 正しく水分補給をして、痛風と関係ないの日常生活を送れるように心がけてみてはいかがでしょうか。