健康関連

血糖値の正常値についての解説


健康診断などの血液検査でよく目にする血糖ですが、血糖値の正常値をご存知でしょうか。血糖は、血液中のブドウ糖のことを表しており、糖尿病の診断の指標になるものです。正常値は空腹時血糖70?109?/dl、食後2時間血糖140?/dl、ヘモグロビンA1c6,2%未満とされています。血糖は食後2時間後が最も高値になりますが、1日の中でも健康な人の血糖値の変動はみられます。


糖尿病と診断を受けるのは、空腹時血糖は126?/dl以上、食後2時間血糖200?/dl以上、ヘモグロビンA1c6,5%以上となりますが、正常値を超えた場合でも糖尿病の予備軍となるため、注意が必要です。また、血糖70?/dl未満では低血糖状態ということになります。この範囲になると、冷汗、眠気などの症状が現れます。血糖は高すぎても低すぎてもいけません。


糖尿病には1型と2型糖尿病に分けられます。1型の場合は、自己免疫によりインスリンが膵臓から分泌できない状態のため、インスリンの注射を行わなければなりません。2型は、遺伝や過食、運動不足などの生活習慣が原因でなります。日本人の90%はこの2型糖尿病だといわれています。血糖値の正常値を保てるように暴飲暴食をしないことや、バランスを考えた食事をとること、普段の生活から運動を取り入れることが大切になります。


糖尿病になってしまうと、食事療法や運動療法を行い、それでも血糖値が安定しない場合には、インスリン注射や内服療法を行わなければなりません。


また、日常生活の中で血糖の自己測定も必要になります。糖尿病が進行すると、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症,糖尿病性神経障害などの合併症を併発する可能性があり、そうなるとさらなる治療が必要になるため、血糖のコントロールは大切です。血糖値の正常値を知り、日ごろから食事や運動などを気をつけて行うように心がけ、規則正しい生活習慣をおくることができるようにしていきましょう。