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肝機能障害の合併症の症状や治療方法を解説


肝機能障害には脂肪肝があり、放置しておくと肝硬変になることもある症状です。肝臓は普段取り込んだ脂肪を処理する役割を担っていて必要な分を各細胞に送っていますが、暴飲暴食などで必要以上に体内に取り入れられたり、運動を行わずエネルギーとして消費されなくなってしまうと、皮下脂肪や内臓脂肪となるだけでなく、肝臓にも蓄えられるようになります。飢餓状態に備えるため、ある程度の脂肪は溜め込むようになっていますが、過剰な分まで溜め込んでしまうことが多く、脂肪肝になってしまいます。


肝硬変は、肝臓の細胞が壊死したり再生を繰り返したりする頻度が増えることで発生しやすくなり、徐々に肝臓が小さく硬くなっていってしまいます。脂肪肝が続いたときだけでなく、肝炎によっても引き起こされます。肝炎はウイルス性によるものとアルコール性とがあり、アルコールを摂取していなくても起きるNASHは脂肪が原因のことが多くなります。肝がんはウイルス性肝炎の進行によって起きることが多く、他からの転移によって発症する場合もあります。


いずれの肝機能障害も初期段階では異常を体が感じないことが多いため、早期発見するためには検査を受けることが必要です。黄疸などが見られるようになったときにはかなり悪化しているものと考えるべきです。状態が酷くなると合併症として腹水やむくみが起きておならが出やすくなったりします。


合併症としてほかにも食道静脈瘤があり、食道や胃の粘膜の下にある静脈の血管がでこぼこして蛇行し破裂する危険を伴ったり、肝性脳症はアンモニアが分解されにくくなることで血中での濃度が高まって、意識障害などの症状が出るようになります。


脂肪肝は食生活の改善や運動を行うことで効果が期待できますが、他の症状や合併症の場合には医師による治療が必要となってきます。特に肝炎や肝臓がんなどは、適切な投薬や手術などによる治療を受けないと悪化する危険があるので、専門医に診てもらうことが肝心です。